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2022.09.29

会社としての給料、従業員としての給料 F1の考え方

 従業員の給料

MG(マネージメントゲーム)では

F1になります。

 

 

MGでは経費を

Fと表現します。

 

fixed costのFです。

 

 

そのFは5つに分解することができるんですよね。

 

 

F1~F5で

 

F1は人件費

 

 

F2は経費

 

 

F3は金利

 

 

F4は戦略費

 

 

F5は減価償却費

 

 

こんな風に分解することができます。

 

 

決算書を見て

経費削減!経費削減!って

 

呪文のように唱えていても

何の意味もありません。

 

 

 

決算書の中の

経費Fを

 

 

まずは

F1~F5に

振り分けてみて

 

 

自社の経費で

どの項目が多いのかを

現状把握すべきです。

 

 

 

すると

どういったことに

お金を使っているのかが

分かります。

 

 

 

その中で

本当にムダなモノは

削減すべきですし

 

 

 

逆にかけた方いい

経費に投資していなければ

投資すべきです。

 

 

 

特に

重要なFは

F1~F5で

何だと思いますか??

 

 

それは

 

 

 

 

F1F4です。

 

 

 

 

 

F1は人件費。

これを下げたい

経営者って多くないですか??

その気持ち分からないでは

ないですが・・・

 

 

それで、今回最低賃金が

大幅に上がってしまう・・・

とても大変です。

 

 

 

 

でも、よく考えてくださいネ。

会社の事業が苦しくなったからって

F1を掛けないとは

なかなか難しいんじゃないでしょうか。

 

 

 

従業員のテンションって

どうなるでしょうか??

 

 

 

 

ご想像通りですよネ。

 

 

 

 

 

テンションが下がるだけなら

まだしも、

辞めちゃうってことだってあります。

 

 

 

だからって

売上(PQ)ダウンダウンダウンダウン

粗利総額MQダウンダウンダウンダウン

しているのに

どうするんだ??って

あるかもしれませんネ。

 

 

その場合でも

まずは、F2の経費部分で

ムダなモノはないのか?

 

 

削減しても

事業に影響がないモノは

ないのか??

 

 

そこから

着手すべきでしょう。

 

 

そして、

ひとり社長自ら

身を切る覚悟じゃないけど

役員報酬等を

削減していく。

 

 

そんなことから

始めるべきで

F1に手を付けるのは

最後の最後でしょう。

 

 

削減のコトばかり

書きましたが

逆に売上ダウンダウンダウンダウンの時でも

かけるべきFは

F4の戦略費です。

 

 

F4はさらに

 

 

 

研究開発費

 

 

広告宣伝費

 

 

教育研修費

 

 

の3つに細分化することが

できます。

 

 

会社にとって

新しい商品は作成していく

必要がありますので、

そのための研究開発は

する必要あります。

 

 

 

自社の商品やサービスを

お客様に知ってもらわなければ

売上も上がりませんので

広告宣伝をする必要ありますよね。

 

 

 

従業員の新しい技術習得のため

レベルアップのために

教育研修をしなければ

同業他社に遅れをとって

しまうかもしれません。

 

 

 

この3つの経費は

金額としても

大きいので

削減対象になりがちですが

 

 

逆に将来の自社の投資として

この3つのF4には

経費を掛け続けなければ

ならないです。

 

 

 

流行り病で

事業が大変な時ではありますが

Fの分解による現状把握によって

 

 

投資すべきところと

削減すべきところの

 

見極めが重要です。

 

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