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2022.01.31

自社の戦う市場でどの程度マーケットをおさえていますか??

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今日も読んでいただきありがとうございます。


できる後継者に

過去、自分が父親から逃げる為に独立という道を選び、経営者として生き残るために身につけた『自由な発想力』『行動力』であなたの大切な後継者を

【できる後継者】へと導きます。

ひとり社長の未来を照らす伴走者西川徹です。

西川徹の自己紹介はこちらから

※ひとり社長とは、

事業の重要な意思決定をひとりで行ってる経営者のこと。(私の定義です)

今日は、こんなお話


スポーツの世界は厳しい。


スポーツの世界は厳しいぃぃぃぃぃ

ちょっとしたこと(ケガ等)で

ランキングが下がってしまう。


だから、その地位を維持するのは

並外れた精神力や技術力

自分の身体をケアできる能力だって必要になります。



それを考えると

世界ランキングずっと1位の

ジョコビッチはスゲーなぁ~

技術力だけでなくて

それ以外の要素もしっかりと備わっているからでしょうネ。

スポーツの世界は

とても厳しい世界。

世界で10位だって

凄いことなのに

なんか世間では1位だけがよくて

あとはダメみたいな風潮があるようなないような



でも、いざ経営の世界では

日本の業界ランキング100位だって

めちゃくちゃすごい位置にいるんですよネ。
実は・・・


そのことを

分かっていない、ひとり社長も結構多い。


会社の大きさというのも

どのモノサシで図るかにも

寄りますが、


大切なのは

決して売上ではなくて利益ですし

さらには、

マーケットシェア

(市場占有率)かと思います。



どれだけ

その地域でマーケットシェアを取れているのか??

どのくらい押さえているのか??

その占有率で会社のランキングって

変わってくると私は思います。



売上も大切かもしれませんが

マーケットシェアをどれだけ持っているのか??

そんなことに意識をすることで

やるべき戦術も変わってきますよ。




市場を見つめて

マーケットシェアを考える上で

参考になるのが、ランチェスター戦略です。


その、ランチェスター戦略では、

それぞれの目標に対してマーケットシェアをめざすべき

目標数値があります。

マーケットシェアの目標数値1:存在目標値6.8%

存在目標値は市場の中では一番弱者の位置付けです。ただし、弱者とはいっても、市場の中で存在を示せてはいますので、新規参入の場合、まずはこの目標値を目指していきます。

このレベルに到達できるか否かで、市場における更なる展開を続けるか撤退かを見極める数値にもなります。この段階では、まだ消費者の選択肢には入りづらいため、この目標値を達成したあとの展開、戦略が鍵になるといえるでしょう。


マーケットシェアの目標数値2:影響目標値10.9%

影響目標値に達することで、市場におけるシェア競争に参加できる存在になります。ここまで来ることで、初めて市場の戦いに参加できるといえます。ただし、この段階ではキャンペーンや値下げを行っても、まだ市場に与えるインパクトは低いでしょう。

市場で大きな影響力を与える存在になるための「きっかけ」となるためのポジションに位置します。今後のビジョン次第では、大きく成長することも、後退することも有ります。


マーケットシェアの目標数値3:上位目標値19.3%

市場における強者と呼ばれるためには、上位目標値19.3%を超える必要が有ります。上位目標値のシェア率の場合、市場ではまだ弱者の立場ですが、弱者の中では強者のポジションといえるでしょう。

ここからの展開で弱者にとどまるか、強者に成り上がるのかの分かれ目になります。積極的にキャンペーンや宣伝を行い、消費者に認知度を高めていくとで、市場の中で一歩抜きんでた存在になれる可能性を秘めています。


マーケットシェアの目標数値4:下限目標値26.1%

弱者から強者に切り替わる境目が下限目標値です。業界によっては、下限目標値のシェアを持っている企業が、市場を牽引している存在となっている場合も有ります。

ただし、この下限目標値のシェアでは、逆転を許してしまう可能性も十分に有りますので、圧倒的な強者のポジションではありません。圧倒的な強者のポジションを目指し、市場を占有したい場合には、下限目標値を明確に超える必要があります。


マーケットシェアの目標数値5:安全目標値41.7%

市場において、安定したポジションを有していると言われる数値が「安全目標値」です。この数値を超えることで、2位のポジションにつけている企業からの追随にも簡単には屈さない、強靭な地位を築いていると判断されます。

企業が市場において目指すポジションがこのポジションであり、安定したポジションであることから「40%ポジション」とも呼ばれます。


マーケットシェアの目標数値6:上限目標値73.9%

市場を73.9%以上確保することができれば、市場を独占したとみなされます。業界によっては、100%のシェアを奪取することも可能ですが、ランチェスター戦略では、これ以上シェアを独占はしない方がいいとされています。

企業からすれば、できるだけ売上高を伸ばしたいと思うところですが、これ以上、シェアを伸ばした場合、企業内におごりやほころびが生じ「成長」「収益」「安全」が損なわれるとも言われています。

自社がどの程度のマーケットシェアであるのかは

知らないより知っておく必要があります。
自分が戦っている市場で

どの程度抑えているのか

ぜひ、調べてみてくださいネ。

それでは、また明日


今日の気づき
自分の市場での自分の立ち位置を知ろう!!




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